

- Nov 6, 2016
大手ITベンダーは百貨店みたいなもの
百貨店の閉店が続いています。三越伊勢丹、そごう・西武など、この1年で約10店舗の閉店したり閉店が決定したそうです。ブランド品を大量に買う訪日客も減少したので、売上減が続いているのだとか。また郊外ショッピングセンターの進出や専門小売店やオンライン・ショッピングの増加など、買い物の場所や手段が多様化し、「デパートでショッピング」という華やかなステイタスは衰退の一途です。 大手ITサービス・ベンダーやシステム・インテグレーター(SIer)も百貨店と同じ現象が起きています。かつてITサービスを提供するのは大手SIerや、ITサービス・ベンダーが主流でした。昨今では優れた機能を備えたパッケージソフトが廉価で利用でき、ソフトウエアのライフサイクルも短くなっています。またウエブやクラウドの進化で大量データの処理スピードも格段にアップしています。大量の人員を高額で投入する大規模なプロジェクトより、多様化・細分化するニーズにきめ細かく対応できるITサービスへの需要が高まっているのです。 ところで最近、私がお客様にご提案した外国人エンジニアが二人、立て続けに私の案件