今すぐ、ただで始められる英語学習法 -その4
明けましておめでとうございます。
もう少し早く年初のご挨拶をすべきところ、実はお正月に初乗馬で落馬してしまい、翌朝、頭痛に襲われたので病院にかけこみ・・・。CTを撮ってもらったところ異常はなかったのですが、数日痛み止めが手放せず・・・。馬仲間から「初乗りで落ちると一年分の厄が落ちるよ」と慰めて頂きました。なんとも情けない年明けでしたが、2016年も宜しくお願い申し上げます。
通訳は役に立たない
ある会議で、日本の会社さんが通訳を連れて外人さんにお話しになるところに同席したことがあります。日本企業の方々が帰られた後、外人さんと英語を話す日本人の方々が「通訳は役に立たない」とお話しになっているのを聞き、私の会社員時代のことを思い出しました。
当時勤めていた会社で時折、数十人から多い時で100人以上のお客様をご招待してセミナーを開催していました。スピーカーが外国人なので、社外の通訳会社に頼みましたが・・・。私はその通訳の質にとても不満を持ちました。いつも書いていることですが、単に英語が出来るだけでは仕事には役に立つはずないのは、高い料金(もう忘れましたが、数時間で数十万だったと思います)を払って一流(と言われる)通訳会社でも同じです。
私はセミナーで使う資料やその他の経済レポートの翻訳やとりまとめをしていたので、次のセミナーの際に、通訳会社に英文と日本語の資料を両方ともお送りし、読み込んでおくようお願いしました。そしてセミナーの当日に開始時間より早く来てもらい、前回、通訳の方が分っていなかった箇所の用語や背景を説明し、「これはこういう意味ですから、こういう言葉を使って下さい」といろいろお願いしました。すると、その回のセミナーでの通訳の質はは大分改善されました(と思います・・・)。
まあ、今にして思えば、外資企業だから出来たんでしょうかねぇ・・・。外注の質が良かろうが悪かろうが、問題提起したって自分の評価が上がるわけでもなく、下手に突っ込まれたら面倒なだけなので、業者にぼったくられ続けるのはIT業界も同じでしょう・・・。
それはさておき、この記事を読んで下さっている向上心あふれる皆さんは、とにかく実践で使える英語を習得したいとお考えでしょう。いつも書いていますが、正しい文法や発音よりも、言いたいことが伝わるようになればいいので、手軽に出来る学習法を習慣化しましょう。
Eテレの番組を録画して時間のある時に見るようにするといいでしょう。音読のシーンでは文字を見ながら、声を出して一緒に言ってみることが大事だと思います。ご家族がいても恥ずかしがることはなく「グローバルな時代だから、お父さん、あるいはお母さんは英語が話せるようになりたいの」と練習している様子を見れば、お子さんたちに「英語って大事なんだ」という意識が根付くかも知れません(お子さんたちの方が英語が出来たらちょっと恥ずかしいでしょうが、気にしてもねぇ・・・)。
Podcastを活用しましょう
スマートフォンやタブレットで英語学習のポッドキャストをダウンロードし、定期的に聞きましょう。同じ回を繰り返し聞くのもいいかもしれません。Googleで「ポッドキャスト 英語学習」で検索するとおすすめ記事が出て来ますので自分にあったいくつかをダウンロードして聞きましょう。ちなみに私は以下をiPhoneに入れてほぼ毎回、聞いています。
http://www.radionikkei.jp/lr/
集中して聞いてもいいですし、移動時間や家事、ランニングなど運動をしながらでもいいでしょう。最近は手軽なコンテンツが豊富にあるので、ご自分の興味やライフスタイルに合わせて、手軽にできるものをいくつか習慣にして下さいませ。
©(株)ライフワーク・アドバンス代表 岡田ひろみ
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