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アジアにおける変化の速度 - Speed of the change in Asia


3年ぶりにハノイに行って来ました。

今回、感じたポイントは2つあります。 まず、変化のスピードが思ったよりずっと早い(Speed of the change in Asia is much faster than expected)ということ。最近のアジアの目覚ましい変化は素早く、その変化のスピードは伝え聞いていたスピードを遥かに超えていました。10年ひと昔と言いますが、3年ぶりにハノイを見る限り、3年ひと昔、という感じです・・・。

そして、実際に行ってわかること、感じることは、見たり聞いたりするのとは大違い、ということです。

世界人口の約60%はアジアなのですから、アジア圏は世界でも有力な経済圏(Economic Block)と言えるでしょう。

人口増加が経済発展の原動力となっているアジアも、近い将来、労働力が減少に転じると予測されていますが、先のことはともかく、今まさに人間の数が増えており、それが経済発展を加速させていることは間違いありません。

特にベトナムは人口増加のペースが速く、現在の人口60%以上を30歳未満の人たちが占めているそうです。

生れてくる子供が多く、若い人の割合が高い社会では、将来に対する明るい展望も描きやすいのではないでしょうか。たくさんの若い両親が貧しいながらも頑張って働いて子供を育て、子供たちも将来より豊な生活を望んでいるとすれば、少子高齢化が進む先進諸国とは心理面で対照的といえるでしょう。

ハノイには若い人があふれ、マタニティの洋服専門のお店もありました。

「病は気から」と同様、「景気も気から」で、経済も人々の気持ちの持ち方に左右される部分が大きく、景況感を示す経済指標もセンチメントによって測られています。心理的要因が経済活動に与える影響は大きく、それは経済発展に大きく寄与するでしょう。

最近の日本の若い人はテレビやネットによる情報が豊富なので、海外旅行にあまり関心がないという話も聞きますが、若い人もそうでない人も、実際に行ってみるとそれなりの発見があり、世界の動きを実感できるので、本当に、百聞は一見に如かず(seeing is believing)です。

機会があれば少しでも日本を脱出し、世界の変化を肌で感じることをお勧めしたいです(当社は旅行会社の回し者ではありませんが・・・)。

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